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TBS『ひるおび!』で「几帳面」のサンプルが紹介されました。

10月14日放送のTBS系『ひるおび!』内の『常識クイズどっちがホント!? 日本語編』コーナーにて、「几帳面(きちょうめん)」の語源として、木の家づくりネットワークの「几帳面」の加工をした木のサンプルが使われました。

 

 

これは、木の家づくりネットワークの大工、河村慎一さんが作ったものですが、柱の角をこのように加工するのがキチョウメンです。
角の部分をもう少し丸く加工するのが本来の几帳面ですが、少しモダンにシャープにしたものです。

本来は角を保護したり、傷が目立ちにくいようにするために行うものと思われていますが、それよりも加工の技を見せるほうに進んだのでしょうか。

古代の貴人が、直接顔を見せずに話をしたり、対面したりするとき、姿を隠すスクリーンの生地を木の水平の棒に掛けて、二本の柱と座で支える構造のもの全体を「几帳」と呼びました。

その二本の柱の角に施す面加工を「几帳面」と呼んだものです。

 

 

加工に手間がかかり、コツコツと、細かく、辛抱強く、技を発揮しながら加工しないとできないため、細かく、丁寧な性格を几帳面な人と江戸時代ごろから呼んだそうです。

 

几帳面を制作してくれた河村慎一大工をはじめ、

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