木の家の施工事例works

光と空気の流れる格子の家

設計ストーリー

設計の工夫で旗竿敷地のデメリットを解消

予算の内で納得のいく土地に巡り合うために、100件以上の土地情報を取得していたというお施主さん。土地と建物をセットで予算内にプロジェクトを実現してほしいというご要望を受けて、10件程の土地を一緒に検討する中で、コストパフォーマンスの高い旗竿敷地(延長敷地)をおすすめしました。
周辺に住宅が建て込んでしまうため、通風や採光が取りにくい敷地のデメリットを解消するために、南側の床に光と風を通す格子を設計しました。格子により、暗くなりがちな1階でも2階からの光を取り入れることができるためです。以前の住宅ではカビや結露があり、アトピーに悩んでいた奥さまも、通風や断熱性に配慮した自然素材の家に住んでから、症状が改善されたと嬉しい声をいただいています。
一見デメリットが多い安価な敷地でも、設計の工夫により、良い家をつくることができました。
設計データ
建築種別
新築
階数
2階
延床面積
99㎡
敷地面積
140㎡
外部仕上
外壁_鉱物顔料漆喰モルタル
屋根_ガルバリウム鋼板屋根
内部仕上
床 _タモ、ナラ
壁 _ロール和紙
天井_ロール和紙
所在地
埼玉県さいたま市