暑さにも寒さにも負けない安心の断熱性能と自然を取込む設計の工夫で
環境にもお財布にも優しい木の家をつくります

concept2 冬暖かく夏涼しい快適生活

最高の断熱性と省エネ性 断熱等性能等級4を標準にします

高断熱な木の家 -屋根・壁・床・窓・土間の断熱性能を十分に確保します-

適切な断熱設計と窓周りの仕様設計を行なうことで、夏の暖気、冬の冷気に耐え、室内を快適な温度・湿度に保つことが可能になります。また、適切な換気設備を採用することで、快適な室温を変えずに、新鮮な空気をたえず取り入れ、健康に暮らすことができるのです。

窓の断熱、屋根・壁・床の断熱、全熱交換換気扇、土間の断熱

窓の断熱、屋根・壁・床の断熱、全熱交換換気扇、土間の断熱

  • 屋根・壁・床・の断熱

    〈屋根・壁・床・の断熱〉

    高性能グラスウールと同等の断熱性能をもち、化学物質の揮発がなく、調湿性能に優れた木質繊維系断熱材で家全体を魔法瓶のように包み込みます。

  • 窓の断熱

    〈窓の断熱〉

    断熱性能の最も高い木製サッシをはじめ、樹脂サッシ、アルミ樹脂混合サッシを適材適所で使用し、結露のない窓を実現します。

  • 全熱交換換気扇

    〈全熱交換換気扇 〉

    換気の際に、外気を室内の熱と交換することできる高効率の全熱交換換気扇を使います。新鮮な空気を取りながら、室内を快適な温度に保つことができます。

  • 土間の断熱

    〈土間の断熱〉

    冷気の進入が多く、熱損失の大きい土間もノンフロンの高性能な発砲系断熱材で断熱します。室内で外気の伝わる箇所を限りなくゼロに近づけています。

日射コントロールの工夫により、夏涼しく冬暖かく

  • 夏の太陽高度が高い特性を利用し、家の軒や庇の長さを適切に設計することで日射を遮り、室内を涼しい日陰にします。

    日陰で室内が涼しくなります

  • 冬の太陽高度が低い特性を利用し、日射を室内に取り込み、床に熱を蓄熱することで、室内を暖かくします。

    床が熱を蓄え暖かくなります

断熱計算を行い、断熱等性能等級4(最高)の判定表を発行します

  • 敷地の気候や、ご予算、ライフスタイルに応じて設計した断熱仕様を性能算定プログラムで計算し、断熱性能を数値やグラフで見える化します。 断熱性能は、断熱材や窓、土間など、外部に接する境界(外皮)の性能をUA値、日射の遮蔽の性能をηAC値として数値化し、それぞれ最高等級の等級4を標準にしています。 この等級や数値が優れているほど、冬暖かく、夏涼しい家が実現できることになるのです。また、それだけではなく、少ない電力で快適な室内環境を維持できるため、省エネルギー性能にも優れた、地球にも家計にも優しい家を実現できるのです。

  • 断熱性能最高等級

快適性の工夫 風の通り道の設計と自然素材の湿度調整機能

風の通り道の設計と通風計算で涼しい夏に

  • 風の通り道をしっかり設計していると、春や秋の中間期はもちろん、初夏や真夏の午前中や夕方でもエアコンを使わずに快適に過ごすことができます。風の通り道は、敷地の風向きを把握した上で、風の入口と出口の窓を設計することが基本です。さらに高さの違う窓を設けると効果的です。また、涼しい方から暖かい方に空気が移動する性質や、暖かい空気が上昇する性質を上手に利用して、風通しの良い家を設計することができます。

呼吸する自然素材の湿度調節機能によって、夏さっぱり、冬しっとり

  • 自然素材には特有の湿度調節機能が備わっています。吸放出量ともいわれる自然素材の湿度調節機能は、夏季などの湿度が高い時に湿気を吸収し、冬季などの湿度が低い時に湿気を放出する機能です。そのため、珪藻土や漆喰、和紙、木でできた自然素材の家では、一般的なビニールクロスの家と比較して、夏にさっぱり、冬にしっとり感じることができるのです。

    湿度が高いとき吸湿する量 放湿する量 ビニールクロスの吸放湿量

  • 湿度が高い時に吸湿ジメジメした夏の湿気を床・壁・天井が吸収。湿度が低い時に放湿 乾燥した冬に床・壁・天井が湿気を放出

家計に優しい省エネルギーの秘密

木の家は快適なだけでなく、家計にも優しいことがモニタリング調査とシュミレーションにより実証されています

木の家は断熱性能と日射遮蔽、通風、湿度調節機能に優れており、住まい手のモニタリング調査により実証されています。その性能は、快適に生活することができるだけではなく、家計にも優しいことが、冷暖房費用のシュミレーションによって示されています。そのシュミレーションから、一般的な木造住宅と比較して冷暖房費用が年間63,800円冷暖房費用を削減できることが導きだされました。

  • ※断熱計算ソフト「住宅省エネ診断士ホームズ君エキスパート」によるシュミレーション結果
     一般的な木造住宅は、平成4年以前の断熱基準でつくられた住宅仕様で計算しています