43)桜のフローリング
断熱施工も一段落して、次の仕上げ大工工事は二階の床の桜のフローリング施工です。
普通は天井から進めるのですが、二階の天井はあぜくら板を上棟工事で施工していてそれが仕上げになりますので、床のフローリング工事に入ります。
二階の床材は無垢の桜とヒノキ、カラマツのフローリングです。
設計段階でクライアントの方との打ち合わせで、実際のサンプルを確認していただいたり、住んでいる木の家にご案内して、床のフローリングを何にするか決めてきました。
二階の主寝室や個室、廊下などは桜のフローリングです。
福島産の桜で、一枚の板であればよいのですが、桜は曲がりがあるため長い板が取りにくいので、短い板を指を合わせるようにジョイントしたフィンガージョイントで1.8Mの長さにしたフローリングです。
乾燥もきちんとされていて、床暖房にも使える優れものです。
大工さんが一枚、一枚丁寧に貼っていきますが、幅が75ミリのため簡単にサクサクとはいきませんが、手慣れた手つきで貼り上げていきます。
このほかに、洗面所は信州産のヒノキ、納戸は信州産のカラマツです。
部屋の用途にしたがってフローリングの樹種も変化させることで、様々な木の種類を楽しみます。
出来上がりが楽しみです。
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