4)基本計画のご提案
設計条件を明確化したうえで設計を進めました。
ご要望の和室を何とか組み込むことができるか、少しでも遊び心のあるフリースペースを作れるか、新・あぜくらの家の設計コンセプトを実現しつつ第一種高度地区の高さ制限をクリヤできるかなど、プランニングと工法の調整を行いながら検討しました。
特に、敷地に対して角度を持った方位に対して、高さ制限をクリヤするために屋根の軒先の部分詳細=ディティールを検討しつつ、間取りと空間の構成を行いました。
トレーシングペーパーのラフなプランニングの中にも、詳細部分の検討をスケッチしながら進めます。
そして基本計画のご提案を差し上げました。
CADによる作図を行い、敷地へのレイアウトと一階の間取りを表した配置一階平面図、木の家の外観を表した立面図(りつめんず)、木の家を縦に切り取った断面図、設計の基本的考え方を表したコンセプトなどをまとめた基本計画のご提案書を作成して打ち合わせを行いました。
お蔭様で基本的な方向性のご了解を頂きました。
さらに細かい打ち合わせを行い、ご要望の確認と検討課題をもとに、基本設計に進むこととなりました。
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