37)玄関枠ができました
玄関ドアは既製品のサッシドアとすることがほとんどですが、木の玄関ドアの場合は取り付けが少し遅れます。
既製品は枠とドアが一体となったものですので、サッシと共に取り付けが可能ですから、比較的早い時期にドアが取り付けられます。
木のドアの場合は、ドアを取り付ける枠を先に作ってから、その寸法にしたがってドアを建具屋さんが作って、現場で吊り込み=取り付けます。
そこで、工期的には少し遅れます。
外壁の防水やバルコニーの防水が終わってから、森林組合から納入した造作材=無垢の木の枠や敷居などの木材を加工場で荒加工して現場に納入します。
それを、大工さんが現場の機械で更に細かく加工して、枠や敷居、鴨居(かもい)、格子などにして、取り付けていきます。
玄関の枠や格子、ランマなどができました。
この後、枠の内側の巾や高さを寸法取りして、木製の玄関ドアの製作に入りました。
これで、戸締りもできれば、大工さんも道具をいちいち持ち帰らずに仕事ができますので、安心です。
本格的な造作大工工事の始まりです