39)無垢のタモフローリングを貼りました
断熱工事も終わり、いよいよ内装工事です。
まずは床のフローリングです。
一階のフローリングはタモにしました。
北海道の無垢のフロー^リングのタモ、ナラ、セン、ニレ、そして東北のサクラの中から、一階と二階のホールはナラを施主さんが選びました。
タモはこれまでにも使ってきましたが、木目がはっきりして、硬さもあり、フローリングには適しています。
バットの材料は青タモですね。
部屋の中心から、東西に基準線を出して、そこから南、北側へ貼り分けます。
フローリングの巾は90ミリでせが、長さは1メートル前後で一定していません。
乱尺フローリングです。
北海道の木を無駄なく使うために、短いものも、長いものも一緒に使います。
同じ木ですから。
大工さんは少し大変ですが、無垢の木目の綺麗なフローリングを貼るのは楽しそうです。
柱の周りを鋸で綺麗にへこませて、フローリングを差し込んでいきます。
真壁で、柱が見えてきますので、細かい技が必要です。
長さ5間、9メートル分のフローリングを一気に貼っていきますが、線が綺麗に通るので木目もスッキリ見えます。
貼り終わると、傷が付かないようにすぐに養生しますので、見えなくなってしまいますが、塗装をして木目が浮き立つときが楽しみです。
床は無垢が基本です