51)足場解体前の屋根点検
外壁左官の後の樋工事や外部塗装、設備取り付けが終わると、いよいよ足場解体です。
その前に、屋根などの点検です。
基本的には屋根工事が完了した後に確認はしていますが、足場を外すと屋根に上がるのは伸縮足場がないと上げれなくなるので、その前に念のための確認です。
樋の取り付け状況は図面どおりに施工完了です。
屋根全体の傷など問題無しです。
雪止めの取り付けも問題無し。
一番上に付いている換気棟(かんきむね)の板金施工も心配ありません。
換気棟の上に載せている棟包み板金の屋根との間のスリットがメーカー施工要領どおりに工事すると、去年のようなふうそく30メートルの暴風雨の場合に逆流することがあったため、ぎりぎりの寸法にしています。
完全にふさいでしまうと換気ができないことになり、雨の進入防止とのバランスを見ます。
換気部品が北欧製のため、日本の気候風土に対応するためには使う側の経験と配慮が必要です。
棟換気部分と普通の棟包みのコーキングも確認しましたが、問題無しです。
これで足場を解体します