30)屋内給排水設備工事がスタート
屋根や外壁の雨仕舞いが終わると、落ち着いて中の仕事ができます。
大工工事の進行とあわせて、設備工事が始まります。
まずは。給排水設備工事です。
水道メーターから住宅の基礎の中に入るまでの外部の配管は上棟工事の前にほぼ終了しています。
中の工事は大工工事の進行に応じて、床や壁の下地ができるころに水道工事職人が入ります。
設計図と設備機器の詳細図面に基づき、配管の位置を出して、様々な配管部材を選択しながら工事を進めます。
排水管は基礎に金具で固定して、床の立ち上がりを床から出します。
給湯、給水の配管も床や壁から出して、床や壁の木造下地に固定します。
限られたスペースで作業をするため、工具の種類や材料も様々なものが用意されています。
グレーの排水塩ビ管が床下から立ち上がり、床の木造下地や基礎に金具でキチンと固定されています。
ブルーの配管は給水で、蛇腹状の保護管の中に架橋ポリエチレン管が入っています。
赤い配管は給湯で、同様に架橋ポリエチレン管が内蔵されています。
床下の高さに余裕があるため、将来のメンテナンスも容易に対応できます。
二階への配管も立ち上げられています。
配管を水道圧力によって動きが出ないように細かく留め付けられます。
設備と木造下地や断熱などとの関係を綺麗に納めるように、設計施工において検討が重要です。
綺麗な仕事は気持ちいい