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52)太陽光発電補助金とアルミの瓦?

太陽光発電の国の補助金申請審査が無事に通過し、補助金交付が決定しました。

現在のところ、国の補助金は4.8万円/kwです。

そして、調布市の補助金も交付決定しました。

40名の枠の補助金は申し込みが多いと抽選になりますが、かろうじて枠が残っていたため、抽選にならずに交付決定しました。

調布市の補助金の場合は太陽光発電設備工事費の10%、かつ20万円以下です。

更に、工事完了後に東京都にも補助金交付申請をして、補助金を受けることになりますが、補助金額は10万円/kwです。

東京都内の場合は、国、都、自治体(自治体によりますが)からの補助金があるため、約3分の1近くの補助金が得られることになり、太陽光発電の搭載に有利になります。

さて、そこで工事ですが、屋根は日本瓦ですので少し設置には検討が必要です。

最近の太陽光発電ブームに乗って粗雑な工事を行う業者が増えてきたようで、雨漏りや屋根荷重不足などによる構造の問題も指摘されつつあります。

今回は太陽光パネルを組み込んだ場合の屋根荷重を想定した構造計算の再検討も行い、確認審査機関の再審査も終了していますので安心して工事ができます。

長期優良住宅との兼ね合いもありますので、余裕のある構造体にしてありますので問題はあrません。

そこで工事ですが、変わった瓦の登場です。

なんと、アルミ製の瓦です

中央にはパネルを受け止めるアルミ製の下地架台を受け止める支持部が一体化されています。

また、4箇所にステンレスビスを打ち込んで、屋根の下地と一体化する穴が開いています。

雨水が漏れないようなパッキングをしてビスを打ち込みます。

アルミとはいえ、瓦の形にあわせて作ってあるとなんとも豪華な印象です

瓦の下地を木材で補強して、その上から取り付けして、確実にビス止めします。

これで、パネルの荷重が安定して下の屋根構造に伝わり、更に周りの瓦に過重負担をかけないため割れることが無いように施工できました。

最近の太陽光の工事不良が、すぐには瑕疵として現れずに、数年先に問題が出てくるようだと、工事の補修は大変な金額と工事になります。

パネルは工場生産された品質管理のものでも、下の建築的な工事はやはり建築工事に経験と知識がある施工管理と工事が重要です。

安心の太陽光発電工事を