21)安全工事は足場から
基礎工事が完了し、家の外周部分の水道の給水管、排水管を水道工事職人さんが配管します。
木の家が建ってからでは工事が効率的でなく、外壁や基礎を汚してしまうため先行して行います。
現在は塩ビ製の口径が小さい丸い桝(ます)が使われます。
塩ビ製でなく、ポリプロピレン製の製品を使いたいのですが、未だ一般化しておらず、値段も高いのがネックです。
各自治体の水道工事の工事基準に従って、的確に配管しますが、道路の配管工事ほどでないにしても、土木的工事に近い部分です。
さて、基礎の周りの出入りのステップや玄関ステップのコンクリート、玄関土間たたきのコンクリートもきれいに打ち込まれました。
そして、足場が掛けられます。
足場は仮設的に掛けられる物ですが、工事の安全を確保するために重要な工事です。
工事費を下げるために、簡易な足場を組む現場も見受けられますが、労災事故を防ぐためには揺れの少ない、足場板の幅が確保された足場を組むことが肝心です。
これだけですと、まさにキングコングの檻のようですが
また、木の家の上棟工事の前に、先行して掛けます。
木組みを組むときに足場がないと、とても危険です。
工事を行う上でも、足場を利用して外側から仕事をしたり、屋根を造るときには特に外側から軒先(屋根の先端部分)の工事を行わないと転落の危険も生じます。
事前に図面を足場工事店に渡して、説明打ち合わせを行い、工事に望みます。
足場の上から見る基礎も滅多にありませんので、ワンカットです
今日は秋祭りのところが多かったですね。
事務所のある東松原の商店街でも子供御輿が練り歩きました
さあ、来週から上棟工事がスタートです。
木の家の木組みが姿を現すビッグウィークになります。
とても楽しみです