8)バスケット収納
細かい収納を造るときに必要なアイテムとして引き出しがあります。
システムキッチンなどは開き扉の収納から、大中小の大きさの引き出しで構成する物も有ります。
造り付け収納でも引き出しを造ることがありますが、工場で造る家具やシステムキッチンのように精度が高くできないため、引き出しに使うスライド金具が少しルーズな物になります。
すると、きっちりとした引き出しと言うよりも、遊びがある=悪く言えば少しがたつきがある引き出しになります。
しかし、不具合がある訳ではありませんので、小物を収納するには十分です。
引き出しでも、衣類やタイルなどのリネン収納などでは、大きめのバスケット収納を提案することもあります。
バスケットごと引き出して使うこともできるため、用途によっては便利です。
網状ですので通風性もあります。
ステーショナリーのような細かい物を入れるときには、トレーをなかじきにして使う方法も有ります。
これは、代田の家の寝室の一角のバスケット収納です。
下のバスケットは大きめですが、そのほかは同じ大きさで中ぐらいです。
一番上は棚板です。
扉の裏側に姿見をつけていますので、開けて使う方式で普段は鏡が見えません。
これは、造り付け収納の下半分の写真ですが、開き扉と棚板の組み合わせのほかに、引き出しとバスケット収納を組み合わせています。
これは、無垢の木のカウンターに洗面器を取り付け、その下はオープンとして、引き出しのキャスターワゴンをおいています。
右側の収納は、やはりバスケット収納で、姿見を裏側につけています。
ちなみに正面の窓には木製ブラインドをつけています。
このように寝室や洗面所、リビング収納の細かい収納にバスケット収納は重宝します。
外から中身の見えるバスケット収納をお好みで