35)トップランナー基準に適合しました
以前から進めていました住宅エコポイント申請の最終結果が確定しました。
トップランナー基準の審査に合格しエコポイント住宅証明書を受け取りました。
黒い四角の一番下に住宅事業建築主の判断基準というところにマークがされています。
この聞きなれない難しい言葉は省エネ法という法律によって規定されていますが、マンションなどの共同住宅などの事業主にも省エネを進めて貰おうとする事からこのような言葉になったのだと思われます。
トップランナー基準とは、ある一定程度以上の断熱性能を持つ住宅に、2008年時点での一般的な設備(エアコン、照明、給湯器など)を備えた場合と比べて、エネルギー消費量をおおむね10%削減することが求められます。
上の図の赤い三本の矢印の一番右側が断熱性能の次世代省エネルギー基準を満たす場合の住宅版エコポイントの性能レベルです。
一番左側が断熱性能と設備の省エネルギー性能の両方を満足させた性能レベルのイメージです。
中央のイメージは、断熱性能が次世代省エネルギー基準より低い新省エネルギー基準の場合でも、設備の省エネ性能が格段に高い場合などのイメージです。
小田原の家では次世代省エネルギー基準を満たしながらも、ガスコージェネ発電廃熱利用給湯器と温水床暖房、高効率エアコン、LED照明などの設備により、省エネ設備が搭載されていますので、一番左の性能レベルイメージになります。
実は、太陽光発電も搭載しますので、さらにエネルギーの自給による省エネが可能ですが、それを計算しなくても基準を満たすことができるため、あえて計算には組み込んでいません。
それを加えればさらに省エネレベルが高い数値になりますが。
そうした省エネ性能レベルのイメージから、次世代省エネ基準の断熱性能をさらに先駆けると言う意味でトップランナー基準と呼んでいるのでしょう。
箱根駅伝のように様々な断熱、省エネ設備の工夫がたすきを渡して、環境に負荷を掛けない木の家のゴールに向かって建設中です。