４）基本計画のプレゼン

敷地調査の余韻を感じながら基本計画のスタディに入りました。

 

以前にお会いした時に伺っていたご要望と「木の家づくりカルテ」にご記入いただいた細かい企画、検討内容に目を通しながら、何よりもご家族の想いをいかに実現するかを基本にスケッチをします。

 

ご要望をそのプライオリティの高さの順番に整理しますが、まずはすべて実現できるようにトライします。

 

すべてが実現できて、尚且つ、新しい木の家がご提案できることが目標です。

 

間取り、空間、デザイン、素材、外部空間との関連、自然の光と風との対話、温熱環境、規模、コストなど様々なファクターを総合的に検討します。

 

奥様からの具体的な間取りも参考にします。

 

その間取りが持っている可能性や奥に潜む想いを汲み取りながら、それとはまた一味違ったプランが浮かび上がってきました。

 

そして、全体の方向を決めるテーマは「海風が通り抜ける木の家」に決まりました。

 

 

規模やプランニングの特性から６案のケースにまとめてプレゼンいたしました。

 

利用する家具の寸法などをリスト化したものも組み込んで、破綻のないように確認しました。

 

二時間近くの間、お子様もお絵かきや本を読んだりで、大人しく待ってくれましたし、たまに覗き込んではナンダーといった表情を見せて場を盛り上げてくれました。

 

ご提案の内容の方向性はご理解頂きましたので、次は一案に絞ってもう少し細かい検討をしてご提案をすることが決まりました。

 

木の家が生まれる瞬間はいつもドキドキ(＝⌒▽⌒＝)