3)緑のカーテンーその2
戸建住宅やマンションのベランダなどでも緑のカーテンは有効ですね。
一階に居間があって、その上に2階のバルコニーがある場合などは一階から2階の窓のまで緑のカーテンを掛けることも可能です。
その場合は、なるべく早めに植え込みを行わないと届かないことになりますが、一階は庭に直植えして、二階はバルコニーにプランターを置いて植えることが気楽です。
バルコニーや窓辺にネットを貼り、ニガウリ、ヘチマ、朝顔などのつる性植物を絡めて緑のカーテンを張ります。
<つくり方>
1、プランターを使う場合は、株の間は40センチ前後間隔をあけます。
鉢植えの場合は一鉢に一株です。
プランターは少し深めで、鉢の場合は8号以上が良いでしょう。
土は腐葉土などの野菜用が適しています。
ニガウリなどの実がなる植物は有機質肥料の暖効性のタイプにします。
2、ネットはホームセンターで緑色のものがありますが、10センチ間隔前後の網目のものが良いと思います。支柱は直植えとプランターの場合で長さが変わり、プランターに長めの支柱を刺すと転倒する恐れがあります。
3、出来ればすだれを吊るすような金具を上に取り付けて、そこにネットの上を止めつける方がよいですが、無い場合は支柱を立ててこじんまりとつくることできます。
4、ネットは垂直よりも少し斜めになる位の方が安定感があります。
下は地面に直接金具を打ち込んで止めたり、棒に止めつけて石などで押さえる方法もありますが、風の力は意外と大きいですから倒れないように気をつけてください。
5、伸びてきたら、上のネットに誘導するように多少手を貸してやってください。
葉が茂ってくると水やりはまめにやって下さい。
きゅうりやトマトなどを混ぜてみるのも面白いですね。