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7)ネットゼロエネルギーハウス現地調査

入居後のゼロエネの木の家に現地審査が行われました。

国の補助制度を利用して、生活する上で必要とするエネルギーを
太陽光発電により作り出した電気を換算したエネルギーが
上回ることにより、消費されるエネルギーを事実上ゼロ化しています。

今回の調査はネットゼロエネルギーハウスとして設計、施工された
事例を、いくつかピックアップして調査するもので
ゼロエネの木の家がその対象になりました。

調査員の人が2名こられ、外部から始まり、中の細かい部分まで
確認して行きました。

エアコン、床暖房、ボイラーなどの屋外機の品番などを
設計申請どおりになっているかを確認し、撮影となります。

床下点検口から床の断熱材の様子も確認しました。

中では、サッシガラス、エアコン屋内機、熱交換換気扇
照明、建具、HEMS、太陽光発電のパワーコンディショナーなど
機器の細部にわたって確認となりました。

確認中に、設計の工夫箇所をご指摘いただき
施主さんの立場になっての肌理の細かい設計施工に
対してお褒めの言葉を頂きました。

お施主さん以外の方からもそのような言葉を頂き
夏の暑い時期の上棟工事からの苦労が吹き飛びます。

調査後に入居後の暖房について施主さんに伺いましたが
冬でもほとんどエアコン、床暖部を使わないとのこと。

夕方から夜にかけて、床暖を使うぐらいで
寒くないとのことでした。

太陽光発電での売電も、これまで平均約3万円/月
とのことで、7、8年で償却できそうです。

現場に通う時に通る公園も木々の葉が落ちて
あれだけ生い茂っていた夏の風景が嘘のようでした。

自然とともに生きる暮らし、エネルギー消費を最小限に
慎ましく暮らす美徳が気持ちよく感じられました。