木の家の施工事例works

昭和を楽しむ家

設計ストーリー

実家の思い出を受け継ぎながら新築を建てる

お施主さんが以前住んでいた実家を解体して、新築するプロジェクトでした。実家の解体を名残惜しんでいたお施主さんの想いを受け、実家で使われていた昭和型板ガラスの建具を玄関や階段ホールで再利用しました。アクや汚れを綺麗に落としたガラス建具は、新築に馴染みつつ、若い頃の思い出を蘇らせてくれる独特な趣きを放っています。
バイクや古いミシンを収集するご主人のための、趣味室のご要望も実現することができました。趣味室では夜にゆっくり晩酌の時間を楽しめるよう、ウイスキーボトルの棚も造りつけました。
庭では雑木を植え、ビオトープをつくりながら、生き物と共存できる環境をつくりたいというお施主さん。太陽光発電パネルも設置した地球環境に優しい木の家と自作の庭で、お施主さんらしいノスタルジックなライフスタイルを謳歌されています。
設計データ
建築種別
新築
階数
2階
延床面積
95㎡
敷地面積
120㎡
外部仕上
外壁_鉱物顔料漆喰モルタル
屋根_ガルバリウム鋼板屋根
内部仕上
床 _イタヤカエデ、ブナ
壁 _漆喰、ロール和紙
天井_杉、ロール和紙
所在地
東京都調布市