自然素材のマンションリノベーション

マンションの1階にある和風レストランを住宅へ改修した計画です。お施主さんの「自然素材に囲まれた空間は心身の健康に不可欠」という考えに共鳴したことがきっかけでした。
日本全国から良質な自然素材を調達し、ふんだんに取り入れました。寝室には安眠効果があるといわれる楠（くすのき）を用いてデザインしています。
市松柄のパネルと間接照明の陰影により安らぎを演出しました。
部屋の外周には調湿効果のある珪藻土と既存の漆喰で明るい白色仕上げとする一方、中心には焼杉と黒竹で落ち着きにある焦げ茶色仕上げとして色彩を対比しました。
回遊性のある間取りに多様な自然素材を使うことで、室内に様々な風景を生み出しています。