11)LED照明と間接照明
これまでは既存の照明のねじ式電球をLED電球に変更することを行ってきましたが、少しずつLED照明が安くなり、使い勝手も良くなってきましたのでLED照明を採用しました。
LED光源の特質でもある直進性を少し緩和したものとして使いやすのがダウンライトです。
天井に埋め込んで取り付ける方式ですので照明器具が目立たずにさっぱりとしたインテリアに出来ます。
光源の光を拡散するためにレンズのような部分が作り込まれています。
機器サイズも一回り小さくなっています。
これで13~15年ほどは何もしないで使うことができそうです。
ダウンライトの場合は天井面が暗くなりがちですが実際の生活上の明るさは問題ありません。
電球色の色で温かみがある雰囲気になります。
実際はもっと明るいのですが、照明の様子を分かりやすくするために暗めに撮影しています。
手前の吹き抜けの二階の梁に付けた照明は木製のボックスの中に取り付けた間接照明です。
中の照明は蛍光灯で色は電球色です。
LEDの間接照明用はあるのですが価格が高くて住宅用には使いきれません。
必ずしも点灯しなくても雰囲気によって使い分けていきますと蛍光灯も十分に長持ちします。
右側のペンダントライトはLEDです。
ダイニングテーブルが無いので中途半端ですが、テーブルと椅子がその下に置かれると丁度良い高さになります。
反対側も蛍光灯の間接照明にしていますので、吹き抜けの両側に対称的に光演出できます。
漆喰の壁からの反射光ですので実際はとても柔らかい光です。
これは間接照明を消した光景です。
よく見ないと梁に溶け込んで照明があるとは思われません。
光の柔らかさにおいては白熱等に敵いませんが、消費電力や電球の交換が要らないなどこれからはもっと安く、柔らかい光の、バリエーションがあるものになってくれるとよいですね。
LED照明のさらなる進化を期待しましょう