完成見学会＠料理教室の家-5

ブログ☛完成見学会＠小田原の家も最終回です。

 

家の中央二階吹き抜けのキャットウォークまで

ご案内しました。

 

因みにキャットウォークとは面白い言い方ですが

窓や機械室の機械をメンテナンスする下が見えるような

猫が忍び足で歩くように使う空中廊下です。

 

サスペンス系の映画で未来生物と戦闘シーンに

よく出てきますよね。

 

下の写真は吹き抜けの東側の

キャットウォーク中央から反対側廊下を見ています。

 

 

下にはオープンキッチンと

その上のコードペンダント照明を吊る腕木です。

 

上は前回見ていただいた

洗面室の扉が閉められています。

 

左は両側に開けゴマで開く

納戸の入り口の引き分け戸です。

 

右にはロフトに上がるハシゴが

オブジェのように掛っています。

 

洗面室の上の壁が無いため

洗面室天井のあぜくら板が見えています。

 

洗面室の欄間窓から吹き抜けを通して

二階、一階へと風が通り抜けます。

吹き抜けから南側の主寝室に来ました。

 

三角形の屋根がそのまま表され

左手にクローゼット収納とその上がロフト収納。

 

たくさん収納できます。

思い出の品はそんなに簡単には捨てられませんよね。

 

隣の子供部屋も同じくロフトがありますので

友達が来ると「秘密基地」に早変わりです。

 

主寝室から吹き抜けを見下げたところです。

 

家全体が家族にとっての一つのシェルターであり

一つ屋根の下に住むという言葉がぴったりです。

 

日本の家と家族は近代化以降、プライバシー尊重に

偏った方向を進んできました。

 

高度成長が終わり、ふと立ち止まって考えたときに

今のの生活が他所行きの服のように

リラックスできないことに気付き始めたようです。

 

住む人が本当に気持ち良く、健康的で、地震にも

強く安心でき、家族が自然にコミュニケーションできる

そんな昔風で、モダンな木の家をこれからも

提案していきたいと思います。

 

ご質問などありましたらこちらからどうぞ

☟
木の家づくりネットワーク／山中

 

施主さんにどのように使いこなして

いただけるか楽しみです