51)ハーフユニットバスを施工しました
内部の仕事も徐々に進んでいきます。
電気や給排水設備工事が大工工事の進捗に応じて歩調を合わせるように進みます。
勝手に設備工事だけを進めたり、逆に大工工事に遅れをとったりしないように、大工工事を軸に工程を計画します。
設備工事の中でも浴室の工事はポイントになります。
在来工法で浴槽と床、壁を別々につくる場合もありますが、調布の家では長期優良住宅の認定を受けるために、設備配管のメンテナンス性を高める必要があり、ユニットバスを賭する必要がありました。
ただし、なるべく木のお風呂のイメージを建築主さんが求めていたため、腰までユニットバスで、その上の壁と天井は青森ヒバの内装としました。
また、窓もユニットバスの規制の無い自由な窓としました。
ユニットバスに断熱処理がされていませんので、万が一の水漏れに強い樹脂系の硬質断熱材を基礎周りに施工しました。
オレンジの配管は給湯管で、水色の配管は給水管です。
壁は防水シートが張り込まれて、壁の断熱も十分ですので、暖かい浴室になります。
窓は欄間の換気用と下のバスコート用の窓、更に通風用の窓の三ヶ所です。
水平をキチンと出すことが重要で、設置の後に配管の接続を行います。
浴槽が傷つかないように養生をして、壁、天井の青森ヒバを張り込んで完成です。
リラックスできるハーフユニットバス