9)コンクリート一体打ち基礎スタート
地盤対策工事が終了した後、基礎工事に入ります。
地盤からの湿気が基礎に影響を与えないように、基礎の下に防湿フィルムを敷きます。
べた基礎の下に全面的に敷かれています。
フィルムの継ぎ手の重ね巾は一般的には15センチ以上ですが、20センチ確保していますので十分です。
そして、この上から厚さ最低3センチの捨てコンクリートを打ち込みます。
北浦和の家では地盤補強工事の関係から、捨てコンクリートの厚さは5センチですが、場所によっては6~7センチになっているところもあります。
捨てコンクリートは基礎の水平精度を高めることと、鉄筋を基礎の下全面に綺麗に組むために必要です。
べた基礎の下の下の部分の底版の下になる部分に捨てコンクリートが打たれました。
捨てコンクリートをキャンバスに見立て、木の家の柱の番付である東西方向の「い、ろ、は・・・」と南北方向の「一、二、三・・・」の組み合わせにより基礎の位置を書き込んでいきます。
これを「墨出し」といいます。
墨出し完了です