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完成見学会@木に包まれた家-3

ひろまの奥、道路と反対側が水周りです。

キッチンは奥様が独立型を希望されたこともあって、コンパクトでリニアな構成です。


木のキッチンです。

キッチンの収納を構成する材料は国産の桧の集成材で、扉やパネルは北海道産の桜を使用しています。

カウンターはアクリル樹脂性で、シンクはステンレスです。

食器洗浄機、ガスコンロ、24時間換気機能付きレンジフード換気扇、浄水器を組み込んでいます。

天井は不燃処理された杉板、壁はキッチンパネル、床は厚さ30ミリの天竜杉です。

シンクの下はごみスペースになっています。

正面がサービスヤードに出るための勝手口です。

システムキッチンの背面側は造り付け収納です。

杉の無垢の板で大工が造りこみました。

扉は引き違いで、引き出しを組み込み、電子レンジや電気炊飯器などの機器をすべて収納できるように構成しています。

全体的に日本の一昔前の古風な造りですね

一番奥が冷蔵庫スペースです。


洗面室は桧の集成材のカウンターに洗面器を組み込み、引き出しと開き収納を造り付けました。

正面の窓はサニタリーコートを望む窓を大きめに取りました。

敷地の奥が斜めに変形しているため、敷地形状に対応して雁行した家との間を庭として造り、朝日の当たる坪庭の様に設えました。

窓の正面はフィックスガラスで、両側はガラスルーバー窓で、すべての窓はペアガラスです。

右端が洗濯機スペースで、右側が浴室、左側がトイレで、すべてサニタリーコートに面しています。

 

洗面器の左が小物収納で、折れ戸の手前側に鏡が付けられています。

普段は洗濯機スペースの外壁側に置いてある引き戸方式の鏡を、化粧の時には中央のフィックスガラスの位置までスライドさせて使い、折れ戸の鏡と共に二面鏡として使います。


浴室は腰の高さまでのユニットバスで、その上は在来工法による青森ヒバの壁と天井です。

撥水性塗料と塗装して普段のお手入れを軽減しています。

窓の通風と天井の乾燥暖房換気扇によりカビなどの心配はありませんが、たまに石鹸カスなどをタオルで洗い流していただければ問題ないでしょう。


浴室の窓の下はフィックス窓、上はルーバー窓です。

木製のブラインドで目隠しができます。

機能性だけでなく、心理的にリフレッシュでき、心が癒される水周りは、日本の文化でもあります。

次回は二階をご案内します