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完成見学会@木に包まれた家-2

調布の家の一階のひろまにご案内します。


中に入ると丸太の柱が迎えてくれます。

金山杉の丸太の通し柱で、杉の切れない木肌が柔らかい表情を見せています。

木の家の中央に一階から二階まで貫いている通し柱です。

合板を一枚も使わないで耐震性の高い、震度7でも損傷のない構造を造るために構造的工夫をしています。

その一つが、二階の床下地として杉の厚板を大きな釘で所定の間隔で梁に直に釘止めしています。

その二階の床下地の杉板と梁がが天井にそのまま見えています。

床も杉板で、断熱材の上に厚さ3センチの天竜杉の厚板が貼られています。


中に入って道路側の窓を見ています。

窓は木製サッシで、道路側の光がさわやか差し込んできます。

左奥が完全無農薬の畳コーナーで、将来障子を吊り込めるように床に敷居レール、天井の梁に鴨居が取り付けてあります。

天井に見える曲面の障子は照明のカバーです。


ぐるっと廻って和室コーナーを正面から見ます。

左に玄関入り口の格子引き戸、右側が窓です。

金山杉の柱や梁が綺麗に木組みを構成しています。

正面の和室コーナーの壁の外は玄関のため、窓は下の小さな時窓だけです。

柱と柱の間には天竜杉の木目の細かいあぜくら壁板が組み込まれています。

角度を変えて、丸太柱のほうを見ると、左にキッチン、二階への階段、玄関からの光が見えます。

ちょうど、丸太柱の裏側が洗面室、トイレ、浴室の入り口になっています。

コンパクトながら、一階で基本的な生活ができるようになっています。

中央に見えるのが無垢の杉板で造られた間仕切り収納で、リビング収納と和室の布団収納、玄関の収納の三つが一体化して仕切りとして機能しています。



和室コーナーから見たひろまです。

正面の隣は隣家の窓があるため、ランマ窓を設けて通風ができるようにしています。

右奥にペレットストーブがあり、壁沿いに造りつけのカウンター収納を設け、左端にテレビが置かれます。

道路側から見るとこんな風景です。

正面左からペレットストーブ、キッチン入り口、階段、丸太柱の右が電話などを置くカウンター収納にエアコンがビルトインされています。

その右側が洗面室の入り口です。

ペレットストーブから丸太柱、玄関を見たところです。

これで一回りしました

斜線制限で高さが抑えられている中で、なるべく敷地ぎりぎりにプランニングしましたが、二階の梁を見せるようにして、一階の天井懐も一階の空間に取り込むことで天井高さが低くなることを避けました。

そして。二階の床の梁も綺麗に見えるように木組みの設計をして、その設計にあわせて金山杉の木取りを行い、大工の細やかな施工により安心感のある木の家になりました。

次世代省エネルギー基準を満たした、杉の厚板に包まれた「新・あぜくらの家」です。

次回は一階の水周りです