62)木の門扉、フェンスができました
外構工事が一日刻みのスケジュールで進められています。
大工工事の最終で、木の門柱とフェンスが付けられました。
詳細図面=ディテール図に基づき、大工さんが組み立てた門柱を加工場でつくり、現場に搬入して、基礎屋さんが同様に図面に基づいて造った基礎の上にはめ込みました。
向かって右側がガスメーター、ポスト、、インターホン、照明が組み込まれた門柱です。
照明は三角形の屋根型の中に取り付けられ、ガスメーターは下の板の隙間から検針ができます。
表札もここに付けることが可能です。
既に一回目の浸透性木材保護塗料が塗装されていますので、色がついていますが、左側のL型の門柱と門扉は杉の赤みの色が際立っています。
三角屋根の上や柱や扉の上は板金がかぶせられますので、雨にも負けずに長持ちします。
左側の隣家の方には、施工中に敷地の一部をお借りするなど大変お世話になりました。
境界のフェンスは自然なコミュニケーションが取れるように、フェンスの高さは低く抑えられ、通路との間はフェンスを無しになりました。
隣家の方が北側の物置のものを運ぶときに、通路を使ってもらえるように配慮しています。
これも、土地購入時から工事中に掛けてまで、建築主さんと隣家の方の交流や、我々を始めとした設計、工事関係者の自然なお付き合いがうまく進んできたことから、スムーズに話し合いができました。
何かと近所付き合いがなくなっていく昨今ですが、震災以降、コミュニティーの重要性が指摘されている中で、ほのぼのとする出来事でした。
外構フェンスの塗装、ガスメーターの取り付けや最終クリーニングなどの仕事を残してフィニッシュに向かっています。
エクステリアがしっかりしてきて、やっと家の落ち着きが出てきました。
後は、お住まいになってから植栽を植えたりしていくと、もっとしっとりとした雰囲気になっていきます。