80)木のフェンスと門柱の塗装
玄関の手前の門柱と木のフェンスの塗装です。
ローコストな木のフェンスを造る方法として、既製品のアルミの角パイプを立てて、そこに流通品の木の板を塗装して取り付けるという方法があります。
アルミの角パイプは外構屋さんが立てて、塗装屋さんが板の塗装をして、大工が取り付けるという方法です。
しかし、ポイントがあります。
板の塗装を大工さんが取り付ける前に、先に行うということです。
後から行うと、近隣状況によっては塗装できない部分も生じますし、鳥栖の手間がかかってコストダウンになりません。
そこで、先に行います。
外部の木部は基本的に二回塗装します。
以前は自然塗料を採用していましたが、日本の雨の多い気候風土から、耐久性を考慮して、木材に浸透して、かつ呼吸を止めない、浸透性塗料を採用しています。
ローラーで丁寧に塗り重ねます。
室内では、大工が造った門柱と木組みの塀を塗装します。
これも先に塗装したほうが仕事は進みます。
細かい部分も身体をかがめながらの塗装になります。
段取りはコストに影響します