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78)外構工事の始まりです

アプローチや擁壁、カースペースなどの外構工事の始まりです。

外構工事は敷地の状況によって大きく異なります。

平らな道路に接する普通の敷地であれば、フェンスや門、生垣などがほとんどですが、道路に勾配があったり、敷地が変形していたりすると設計上も工夫が必要です。

工事としては最後になる場合が多いですが、設計計画的には木の家のプランニングと一緒に最初に検討することになります。

外構計画によって木の家も大きく影響します。

調布の家では道路に勾配があり、カースペースの設定と階段の位置づけがポイントになりました。

通常は道路の高いほうに玄関を持っていくことが多いのですが、敷地形状に対応した間取りを優先して玄関は道路の低いほうになりました。

道路から4段の階段を上がって玄関アプローチになります。

右側に木の門柱、左は木のフェンスになります。


道路と同じ勾配のカースペースと敷地の段差をクリヤする擁壁をコンクリートで打ち込みます。

庭が少なくなりますが、植栽でうまく表情を作れればよいかなと思います。

外構は家の表情を造ります