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69)瓦屋根の太陽光パネル

調布の家の太陽光パネルが取り付けられました。

屋根は瓦ですので、事前の準備がポイントです。

以前にご紹介しましたように、瓦を葺くときに太陽光パネルを取り付ける架台を付けておかないといけません。

瓦を一枚一枚ステンレスの釘で留めるために、昔の瓦のように簡単に剥がせるものではないからです。

昔の瓦屋根は瓦を引っ掛ける木の桟に引っ掛けて粘土で固めるだけでしたので、大きな台風や地震でズレ落ちてしまうことがありました。

現在の瓦工事ではそのようなことにならないように、ステンレスの釘留めから、ホルマリ銅線での緊結などさまざまな工夫がされて、耐久性、耐震性、耐風性が高くなっています。


瓦用のアルミ製の架台です。

ボルト4本でしっかりと補強された下地の野地板(のじいた)という屋根下地板に留め付けられています。

そして、パネルの取り付けです。

発電効率の高いパナソニック(以前のサンヨー製)パネルです。

小さめの屋根でも効率よく発電するため、長い目で見るとお得なシステムです。

直流から交流に変換するパワーコンディショナーへの配線も行います。

これで足場が外せます