59)塗装屋さんの登場です
大工さんが造った外部の木の格子や木部の塗装を行いました。
外壁は左官屋さんの塗り壁ですが、その外壁と接する部分の格子や木部の塗装をします。
すでに塗装を工場で仕上げた既製品の格子などを取り付けるのであれば最後でいいのですが、現場で大工が加工した格子などを現場で塗装する場合は順番が大事です。
左官屋さんが仕事する前に塗装して、塗装が綺麗になるようにします。
左官屋さんが塗装した後だと、壁に塗装がしみこんだりして綺麗にならない場合があるからです。
玄関脇の和室の字窓の格子を塗装します。
この後に格子の屋根の板金もかぶせますので、一つの格子で、木材、大工、塗装、板金、左官などの職種が重なりながら、リレー方式で物を現場で造ります。
中では、窓に取り付ける格子を塗装しています。
表、裏、小口を二回塗装します。
高いところの窓に付けますので、そう簡単にメンテできませんので、丁寧に塗装しないといけません。
信頼できる職人さんのネットワークがあるので、安心して任せられます。
よく、監理、監理といいますが、信頼できる職人さんに任せられるかどうかが基本です。
その上での監理です。
木製サッシの外側も塗装屋さんの現場塗装です。
既成の色の中からでなく、現場で決めた色を塗装します。
こうすることで、木製サッシの外側の色と格子の色をそろえることができます。
この色を基に最終的な外壁の色決めです。
住まい手の想いを色に乗せて