22)無垢の木搬入、土台敷きました
朝早くに、金山町の金山匠が加工した、金山杉が金山町森林組合の搬送計画により、現場に到着しました。
10トン車に整然と積み込まれた木材は圧倒的な迫力です。
トラックのクレーンで足場を乗り越えて、一気に基礎の上に運び込みます。
運転手のクレーンの操作テクニックが光ります。
細かい配慮や勘を働かせて、安全に、確実に荷下ろしが進みます。
一回り太目の木材がきちんと加工され、図面上のい、ろ、は・・・と一、二、三の組み合わせで、図面上の柱や梁の位置を示した「番付け」が、木材の小口に記入されています。
基礎の上では、大工さんが栗の土台を敷きこんでいます。
基礎と土台の間には栗パッキンが敷きこまれ、その上から巾が13.5センチ、高さが12センチの太目の栗の土台が組み込まれていきます。
二人で息を合わせて、土台を「かけや」という大き目の木槌で叩きながら、入れ込んでいきます。
きっちり加工されていますので、叩かないと土台同士がが組み合わさりません。
夕方近くになりましたが、何とか土台が敷き終りました。
清掃方付けをして明日から柱や梁の組み立て=建て方(たてかた)です。
木の家が地面から立ち上がります