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15)細部の検討を行う実施設計

基本設計では木の家の間取り、形、仕上げなどの
大まかな方向を決めていきます。

そこで、クライアントとの確認が取れると
今度は実施設計に進みます。

実施設計では、設計の各分野での詳細が
検討されます。

デザインとしては、外部、内部の細かい納まり
仕上げ材料の選定と使い方。

使い勝手の細かい部分も検討していきます。

 

構造設計では、木の家の骨となる木組みを
間取りと構造の整合性をつけるための詰めを
行います。

構造的にウィークポイントと成る部分を洗い出し
構造計算によって、安全を確認します。

設備設計では、

照明、インターネット、コンセントなどの電気設備

浴室、洗面、トイレなどの給排水衛生設備

エアコン、床暖房などの空調設備

などについて、細かく検討していきます。

こうした細部の検討を実施設計図面として
まとめていくとともに、随時クライアントとの
打ち合わせを行い、フィニッシュしていきます。

こうして出来上がった図面は1棟当り100枚近くとなり
最終的に積算、見積もりに繋がっていきます。