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9)素敵な暮らしの木の家

木の家の屋根、壁、床を厚さ3センチの板で
包み込んだ「新・あぜくらの家」のメンテナンスで
お邪魔しました。

都内の二世帯住宅の2階を木の家が好きな
ご家族にレンタルすることになり
素敵なご家族が生活されていました。

大屋根の家ですので、ロフトが確保でき
2階のロフトに上がると、ひろまから和室の上を
通って、個室に行くことが出来ます。

その梯子を固定する金具が変形したため
強度の高いものに交換するメンテナンスです。

子供さんが毎日のようにロフトに上がり
家を探検するように一回りしながら
楽しんでいるそうです。

また、奥様が以前にデザインの仕事をしていたそうで
皮を使った実用小物やアクセサリーを作っていて
とても素敵なものばかりでした。

そのせいか、インテリアの家具などの色使いが
モダンでいながら、落ち着いていて木の家に
よくあっていました。

木の家で、和風でもなく、モダンでもないところが
気に入っているとのことでした。

屋根を打ち上げた天井、壁、床の木に包まれつつ
色彩感覚を上手く取り入れた暮らしぶりに
思わず気持ちが高揚しました。

木の家を住む人が自在な感覚でしつらえて
自由に使っているところに、嬉しくなり、感謝の
気持ちで一杯になりました。

やはり、木の家は使って貰って本望です。

家に従って住むのではなく、家と対話しながら
ハーモニーを奏でるように、楽しく住みこなすことが
一番だと感じながら失礼しました。

あまりに、気持ちよく暮らされているので
気に入った団扇を買ってくるのを忘れました。

また伺いますので、よろしくお願いします。