6)木のキッチンリフォーム
13年前に木の家づくりネットワークがお手伝いした木造三階建ての一階のキッチンを取り替えることになりました。
一階が約11坪のコンパクトな木の家ですが、一階の4,5畳の茶の間と4,5畳の和室が続き間になっているスペースの北側に細長く設けたキッチンです。
決して老朽化して使えなくなったわけではないのですが、将来の子供さん世帯やお孫さんとの生活のために気分一新も含めて変える事になりました。
以前はメーカーのシステムキッチンでしたが、今回は私どもでお薦めしている木のキッチンです。
事前に現場調査した後にキッチンの発注を行い、納品日前に各設備職人が配管を止めてから古いキチンを取り外し、清掃して取り付けのスタンバイです。
その後、匠大工がキッチンの取り付けを行い、また設備職人が設備機器を取り付けながら、配管の接続、給排水テスト、ガス接続テスト、電気の確認をして、その後にタイル工事を行ってほぼ終了です。
ガスコンロ、オーブン、食洗機、レンジフード、浄水器をセットしています。
キッチンの材料は、国産の杉の集成板でボックスと仕切りを作り、扉は杉の集成板のコア材に国産のヒノキの無垢の板を張り合わせたもので、とても明るい清楚なイメージです。
塗装は自然塗料で、天板は人造大理石の明るい白です。
すべて国産木材による木のキッチンで、自然に近い食材を使った食事を楽しむことでしょう。