ブログblog

25)自分へのご褒美の木の家リフォーム

2000年に引渡しをした三浦市の木の家のリフォームです。

木の家を作ってからまもなくして親族の介護に専念したお施主さんが、一区切りの心機一転のリフォームを決断し、ご相談を承りました。

久しぶりにお伺いすると、これまでの生活の中での様々なお話を聞かせて頂きました。

そして、これからの自由な時間が本当に大切なこと、その時間を楽しく、気持ちよく生活するために、友人を招いたり、泊まってもらったり、高齢者のステイと歓談の場を提供したりなど、様々なアイデアを語られました。

人生を楽しむための、気持ちをリフレッシュして、体が元気なうちの時間=ライブ時間を充実させるための、木の家リフォームを実行に移簾ことになりました。

外壁の色はこれまでと少し変えて、侘び錆びのイメージの芥子(からし)色にしました。ご近所の友人にも好評でした。

板金屋根の消熱塗料は2階の照り返し予防にも効果的です。

トイレやエアコン、レンジフードなどの取替え、襖、障子の張替え、畳表の取替え、玄関扉の交換などを行いました。

住みながらのリフォームのポイントは、外壁塗装工事は慌てずにじっくりと行い、内部の工事はなるべくまとめて一気に行うようにすることです。

外壁塗装のポイントは足場です。

簡単な、足元がパイプだけのような足場では、転落や材料のこぼれ落ちが気になってよい仕事が出来ないばかりか、管理者の確認も細かいところが出来ません。

内部の仕事は、職人さんの交錯が無い様に注意しながら、なるべく集約して行うと、お施主さんのストレスが少なくて済みます。

職人さん同士もお互いに気を使いながら、譲り合いながら、気持ちよく仕事をすることが、仕事の中身にも影響します。

これまでの垢を落とすように綺麗にリフレッシュしたことで、新しい生活を楽しんで頂けることを確信しました。

自分へのご褒美のような木の家リフォームでした。