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(16)雪で雨漏りに注意

このところの雪で、東京では右往左往といったところですが、雪国の人に言わせるとまだ甘いようですが。

さて、屋根に積もった雪で雨漏りが発生することもあります。

積もった雪が溶け出し、その水が樋で受け切れなくなって廻りこむ場合があります。


特に、デザイン的にシンプルモダンのイメージをつくるために、南側に流れるような「片流れ」の屋根が最近良く見られます。

当然南に面しているため、雪も太陽光に照らされて解け易く、雪に下を流れるように落ちてきます。

その軒先の樋が小さいと受け切れなくてオーバーフローします。

その雪解け水が屋根の下や縦の樋にも伝わりながら流れることで、屋根や外壁を傷めてしまいます。

デザイン的に屋根をすっきりさせようとするあまり、樋も小さめにしがちで、屋根面全体の雨や雪解け水を片側の小さめの樋で受けることの限界が思わぬ雨漏りに繋がる場合があります。

雪国では軒先の雪と溜まった水が凍結して「スガ漏れ」になり、軒先からツララが下がったようになることが良く見られますが、これも春先や雪が解ける気温になると雨漏りになります。

雪国に片流れの屋根が少ないのは、そんなことがあるからではないでしょうか。