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58)タイルも珍しくなりました

キッチンの壁と玄関ステップはタイル張り仕上げです。

最近はタイルが使われることが少なくなりました。
以前は浴室、台所、玄関、外壁など必ずといっていいように、一箇所はタイル仕上げがありましたが、最近は玄関ステップ以外一箇所も使わないことが普通になりました。

メーカーもタイルの品種を少なくして、ブック形式のサンプル帳は発行しておらず、ショールームでも一枚単位のサンプルしか提供してくれなくなりました。生産地も日本から中国にシフトしています。

今回は奥様の希望により、台所と玄関ステップをタイル仕上げとしました。

台所のガスレンジ周りも、目地汚れを気にする人が多いですが、換気扇性能の向上や油汚れに強い目地材が開発され、以前よりも使いやすくはなっているようです。

一枚が90センチ角近くある大型タイルも、キッチンパネルの普及により製造中止になりましたので、今回は100ミリ角のタイルとなりました。


まずは、タイル割をしてタイルを張っていきます。

この段階でタイルの目地がきれいになっていないと、後からは修正できません。

システムキッチンやレンジフードの脇に入れ込むように張り込みます。

接着剤が乾いてしっかりとついたら、目地材をすり込むように充填し、スポンジでふき取ります。


表面についた目地材を丁寧に、しっかりと拭きとります。


奥様が選んだタイルがきれいに張られました。

陶器の存在感は落ち着いています。