33)屋根断熱と屋根通気
床の断熱材の施工が進むと、屋根の断熱材の施工に取り掛かります。 これまでの多くの家の屋根周りの断熱は、水平に張る天井の場合はほとんどが天井懐内の断熱です。 天井の下地木材の上に布団を敷くように断熱材を敷きこみます。 しかし、天井の下地木材を上から吊るすための「吊木(つりき)」という…
この記事を読む床の断熱材の施工が進むと、屋根の断熱材の施工に取り掛かります。 これまでの多くの家の屋根周りの断熱は、水平に張る天井の場合はほとんどが天井懐内の断熱です。 天井の下地木材の上に布団を敷くように断熱材を敷きこみます。 しかし、天井の下地木材を上から吊るすための「吊木(つりき)」という…
この記事を読む木組みに徐々にお化粧をするように一回り小さな木材部品を取り付けると、家の形がしっかり見えてきました。 水道、電気などの設備工事も段階的に組み込まれ、家の中では断熱工事が進められます。 断熱材は北海道のエゾ松やトド松などの山から出てくる間伐材や林業残材などの自然の木材を細かな繊維状のマット…
この記事を読む給排水設備工事とあわせて、電気工事も入ります。 電気工事は電力会社の引き込み幹線から住宅内の分電盤までの幹線配線を太い、黒色のケーブルで配線することから始まります。 その分電盤から照明やコンセントの機器の電気容量を計算しながら系統分けを行い、配線計画を行います。 エアコンや電子レン…
この記事を読む屋根や外壁の雨仕舞いが終わると、落ち着いて中の仕事ができます。 大工工事の進行とあわせて、設備工事が始まります。 まずは。給排水設備工事です。 水道メーターから住宅の基礎の中に入るまでの外部の配管は上棟工事の前にほぼ終了しています。 中の工事は大工工事の進行に応じて、床や壁の…
この記事を読む浴室の断熱は難しいところです。 10年ほど前までは、日本の在来工法木造住宅の浴室はブロックで積んだ壁の内側に、タイルで造り込む工法が一般的でした。 浴室の水漏れが当たり前に見られましたので、漏れてもいいように浴室をブロックやコンクリートで包み込むように作って、木材が腐食しないようにしまし…
この記事を読む屋根、外壁、耐力壁などの工事が完了したころに、瑕疵保険の中間検査を受けました。 自治体によっては木造二階建ての標準的な規模の場合に、建築基準法に基づく中間検査を実施していないところが多いです。 それに代わって、瑕疵保険会社による中間検査を受けることになります。 検査項目は敷地と住宅…
この記事を読む耐震性を高めるには構造用面材や筋交いによる耐力壁をバランスよく、必要十分に余裕をもって設けることですが、その力を相互に繋いで、より強固にするためには床の固さが大切です。 二階建ての場合、一階と二階の耐力壁の位置が上下で一致していれば、地震の力はスムーズに地面から二階、屋根、そしてまた逆のルート…
この記事を読む基礎コンクリートの強度試験の結果が出ました。 基礎コンクリートを打ち込んだときに円柱状の形になるように作った試験用のサンプルを、1週間後と4週間後の二つの時期に圧縮してどのような強度になっているかを確認します。 既に、1週強度は確認済みです。 一週強度試験は30N/m2…
この記事を読む雪から雨の季節になりました。 雨の多い日本では雨対策が肝心です。 昔は平屋がほとんどですから、屋根庇があれば大きな問題はありませんでしたが、二階、三階建てともなると庇だけでは防ぎきれません。 土壁の家でしたら土が吸い込んで、じきに乾けばよかったですが、壁の中に断熱材などの様々な建材…
この記事を読むシロアリの防蟻工事が終了すると外壁の防水シート張りが始まります。 折りしも、春の雨が増えてきた時期でもありますので手早く済ませます。 一般的な防水シートは紙のように薄いシート状になっていますが、新・木組みの家のシートは少し変わったシートです。 断面がダンボールのようになっていて、外…
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