13)ガスのマイコンメーターリセット
東関東大震災によるライフラインの混乱は、現在でも復旧が待たれる地域があるほど被害が甚大でした。
その中でもガスは配管まで損傷するほど地盤が動いたり、液状化により地域全体が動いてしまうなど今後の教訓を多く残しました。
そこまでのことにならなくとも、ガスメーターのマイコンが地震による揺れを感じて、自動的にガスを止める機能が働いたところもあるようです。
配管に損傷が無い場合はガスメーターをリセットして使うことができます。
その手順は簡単にできますので確認しておきましょう。
上の写真がガスメーターですが、向かって左上の黒いキャップのあるところがリセットボタンです。
1、ガスコンロなどのガス器具の栓をしめて、ガスボイラーなどのリモコンのスイッチもオフにします。
2、リセットボタンの黒いキャップを左に回して外し、リセットボタンを奥まで押します。キャップが無いタイプもありますし、キャップごと強く押すものもあります。
3、リセット表示ランプが点滅したら手を離して、キャップをまわして元に戻します。
4、約3分間ほどして、表示ランプが消えれば使用可能です。
上記の工程を行ったうえでガスの臭いがしたり、リセットができない場合などはガス事業会社に連絡をします。
配管が損傷していたり、器具の故障によりガス漏れがある場合もありますので、あわてずに一つ一つ確認しながら進めます。
5月18日のブログ の災害ユーティリティーリストにガス事業会社の最寄の営業所の連絡先が書かれているようにしておいて、連絡がスムーズにできるようにしておきましょう。
たまにガスメーターも確認してみましょう