13)基礎コンクリート4週強度試験
「地震に強い木の家」のテーマの9)基礎コンクリート強度試験とミルシート でお知らせしました基礎コンクリートの打設後1週間後の強度試験のサンプルの4週間後の強度試験の結果をお知らせします。
コンクリートの強度は4週間後にほぼ最大強度に達することから、強度の最終確認をします。
前回同様に円柱状のコアサンプルを上から圧縮してその強度を確認します。
設計上必要な強度は28ニュートン/mm2ですが、水セメント比を50%以下にするとセメント成分が多くなり、自動的に強度が高くなります。
コンクリートの製品上の強度は30ニュートンにしていましたが、結果は37ニュートンとなりました。
三個の平均値が示されています。
コンクリートの打設後1週間でのデータが約27ニュートン/mm2でしたから、その時点で約70%の強度発現と予想して36ニュートンほどになるだろうと言うことで工事継続をしましたが、実際はそれ以上の強度になりました。
とても強いコンクリートが打たれたことになります。
これで地震に強い木の家の基礎が出来上がります。