2)表面波探査の現場
前回のサウンディングに比べて、表面波探査は物理探査の一種のため、現場の趣が少し異なります。
機器を積み込んだ車から電源や信号などのケーブルが敷地の調査ポイントまで伸びて、調査ポイントでは何やらお釜のような振動発生装置があり、近づくとブーンと音がしています。
これで地盤の地耐力が確認できるのか
本当にきちんとしたデータが取れるのかが不思議な感じです
車の中はこんな感じです。
ラックにきちんと積み込まれたモニターとインジケーターの付いた計測機器とパソコン、ケーブル類。
脚立を完了した椅子と収納ボックスを利用したテーブルはなかなかニクイですね。
この車を敷地の一角に止めて、敷地に建てる木の家の位置を示したレイアウト図に基づき、建物の四隅と中央の5箇所の調査ポイントをマーキングします。
そのポイントに大きなピンのような受信機とその近くにお釜のような振動発生装置を置いて、ケーブルで繋いで振動を発生させます。
その時に、先ほどのブーンという高周波から低周波の振動に伴う音がするわけです。
その振動を受信機が受け取ることで、データがパソコンに記録されます。
この左側のお釜のように見えるものが振動発生装置=起震機です。
その右側の白線の交差部分とその左側にある黄色のテープが貼られたピンが受信機=検出機です。
この二つの検出機の間の地盤が地下約10メートルに亘って、地盤の固さ、地耐力を換算測定されます。
地盤調査も終わるころには現場の生データから、速報的結果が報告されます。
私もそれを確認するときは少し緊張しますが、厳粛に受け止めて、必要に応じた対策を講じることが設計の基本です。
今回は予想以上に草が生えており、調査地点のみの除草で調査は可能なのですが、近隣関係からもほぼ全面的に除草しました。
調査員の與五澤様、お疲れ様でした(=⌒▽⌒=)