(16)建築基準法満足でも地震に強い家にはならない
日本建築学会が独自に調査した結果、確認申請で建築基準法を満足しても、本当に地震に強い家ができないことが分かりました。 実は、二階建ての木造住宅の確認申請では、「4号建築物」の特例という特別の規定を利用して申請、許可されているものがほとんどです。 「4号建築物」とは、建築基準法第6条に…
この記事を読む日本建築学会が独自に調査した結果、確認申請で建築基準法を満足しても、本当に地震に強い家ができないことが分かりました。 実は、二階建ての木造住宅の確認申請では、「4号建築物」の特例という特別の規定を利用して申請、許可されているものがほとんどです。 「4号建築物」とは、建築基準法第6条に…
この記事を読む東日本大震災による地殻の変動は とても大きいことが分かりました。 被災地沿岸部では地盤沈下により大潮の時には 床上浸水が発生するなど復興に暗い影を落としています。 また、東北地方北部では全体に数メートル規模で 東に陸地が移動しているようです。 …
この記事を読むこのたびの東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。 津波による被害が甚大ですが、これから状況が分かるにつれて内陸部の地震の揺れによる被害も明らかになるのではないかと心配になります。 被災された方が一日でも早く救助されることを祈っていま…
この記事を読む「地震に強い木の家」のテーマの9)基礎コンクリート強度試験とミルシート でお知らせしました基礎コンクリートの打設後1週間後の強度試験のサンプルの4週間後の強度試験の結果をお知らせします。 コンクリートの強度は4週間後にほぼ最大強度に達することから、強度の最終確認をします。 …
この記事を読む木の家を地震から守る構造エレメントの中の一つに木組み=軸組みの部材同士をジョイントしている部分=接合部があります。 日本の伝統的住宅=民家が各地域で保存されています。 その中に入ると大きな柱やうねるように横たわる梁に圧倒されます。 それらの部材のジョイ…
この記事を読む木の家づくりネットワークがご提案する木の家の安心構造の一つに「パワーベース 」があります。 その基本は、基礎の厚みがすべて15センチ、シングル又はダブル配筋の鉄筋によるベタ基礎、基礎全体が一回のコンクリート打ちによる一体打ちコンクリート、設計強度30ニュートン以上、水セメント比50%…
この記事を読む木の家の耐震性能の向上のためには構造ユニットの各部を構造設計に基づいてきちんと設計施工することが大切です。 その中の「接合部」の中でも最初に確認される部分が基礎ホールダウンです。 阪神淡路大震災の被害状況から重要視され、現在ではいくつかの方法で義務付けられています。 …
この記事を読む地震に強い木の家を造るには、木の家の構造部分がどのようになっているかを理解して、どのように設計されているかを確認することが重要です。 木の家全体を見て、闇雲に強いか、弱いかと聞いてもまとまりがありませんので、いくつかの構造ユニットに分けて考えましょう。 何よりも砂上の…
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