ブログblog

65)左官屋さんの登場です

65)左官屋さんの登場です

がっちりとラス網が貼られた後、いよいよ左官屋さんの登場です。 左官材をミキサーで攪拌して、水を混ぜて塗り上げていきます。 ラス網に食い込むようにモルタルを壁に押し付けるように塗っていきます。 二回塗りです。 一回では塗り厚が厚過ぎて、収縮が強くなり、割れやすくなるために、二回…

この記事を読む
64)格子の戸袋は初めてです

64)格子の戸袋は初めてです

手づくりの窓の中でも一番の大物が一階の掃き出し窓(はきだしまど)の雨戸です。 床から上までの一番高さのある窓ですが、昔は箒でごみを掃き出していましたので、掃き出し窓といいます。 その雨戸はクライアントとの打ち合わせで、格子雨戸にすることになりました。 雨戸は本来雨を防ぐ機能が必要で…

この記事を読む
63)家が網で囲まれました

63)家が網で囲まれました

家の外壁が金網で囲まれました。 外壁の木材や雨から守る板金が取り付けられると、いよいよ左官工事です。 その前に金網を張ります。 ラス網といいますが、下地の板をラス板と呼びますので、その上から貼るのでラス網と呼ばれます。 オイルショック直後の(もう昔のことかもしれませんが)粗製…

この記事を読む
62)造作材の取り付けです

62)造作材の取り付けです

大工工事も細かいところに入ってきました。 造作材(ぞうさくざい)の取り付けです。 造作材とは、窓の内側の四方に取り付けられる窓枠や、部屋の出入り口の扉の枠、引き戸ですと引き戸の上のレールの様な木材の鴨居(かもい)、引き戸の下のレールのような敷居(しきい)などが主です。 出来上がって…

この記事を読む
61)外壁の色が決まりました

61)外壁の色が決まりました

外壁に左官屋さんが仕上げに塗る素材は漆喰(しっくい)モルタルです。 漆喰工場で漆喰とモルタルと顔料を配合して造った左官材に、細かい白い石(直径2ミリほど)を混ぜて塗りあげます。 その色を決めるために、クライアントにも二回現場に足を運んで検討しました。 基本的には漆喰ですので色のバリ…

この記事を読む
60)木のキッチンが取りつけられました

60)木のキッチンが取りつけられました

設備の中でもキッチンは誰でもが気になるところです。 調布の家のキッチンは木のキッチンです。 木のキッチンと言うと珍しいと言う人が多いです。 システムキッチンは一枚のカウンターの下に箱状の収納や食器洗浄機、ガスコンロなどの機器を並べて組み込んだ物です。 できあがったところを見る…

この記事を読む
59)塗装屋さんの登場です

59)塗装屋さんの登場です

大工さんが造った外部の木の格子や木部の塗装を行いました。 外壁は左官屋さんの塗り壁ですが、その外壁と接する部分の格子や木部の塗装をします。 すでに塗装を工場で仕上げた既製品の格子などを取り付けるのであれば最後でいいのですが、現場で大工が加工した格子などを現場で塗装する場合は順番が大事です…

この記事を読む
58)あぜくら壁板を組み込みました

58)あぜくら壁板を組み込みました

調布の家では大工工事の工程が後半に入ってきました。 断熱工事もも終わり、電気配線、給排水配管もほぼ見通しがつきました。 そこで、外壁の内側に入れる杉の無垢の厚板=あぜくら壁板を組み込んでいきます。 静岡の天竜杉の厚さ24ミリのあぜくら壁板は長さが4メートルもあるため、それを柱と柱の…

この記事を読む
57)板金屋さんの登場です

57)板金屋さんの登場です

屋根周りの板金工事がひと段落すると、バルコニー手すりの一番上の板金や木製造り付け建具の敷居や格子の屋根の板金工事が始まります。 アルミサッシや木製サッシなどのメーカー品以外に、手造りでつくる窓があります。 木製建具をつくる建具屋さんが寸法にあわせてつくるオーダーメイドの窓です。 調…

この記事を読む
56)排水管の防音

56)排水管の防音

木の家は音を防ぐ事は少し苦手です。 コンクリート住宅に比べて、構造体の木材が軽いため音を通過させやすいということがあります。 家の内外の防音を必要とする場合は、そのための設計上の工夫が外壁や窓に必要になります。 また、内部に発生する音をその部屋の中だけに封じ込めるのも少し苦手です。…

この記事を読む