55)造作材の加工です
木の家の内部の大工工事の中でも、特に細かい作業が必要な工事が造作工事です。 造作材を加工して取り付ける工事ですが、最近の住宅は合理化と部品化が進んでいますので、メーカー品をビスで取り付けるだけで形になります。 しかし、手造りの木の家では、引き戸取り付けるための敷居(しきい)、鴨居(かもい…
この記事を読む木の家の内部の大工工事の中でも、特に細かい作業が必要な工事が造作工事です。 造作材を加工して取り付ける工事ですが、最近の住宅は合理化と部品化が進んでいますので、メーカー品をビスで取り付けるだけで形になります。 しかし、手造りの木の家では、引き戸取り付けるための敷居(しきい)、鴨居(かもい…
この記事を読む雨がすっきりとあがって乾燥し始めたので、外部の格子を作りました。 玄関脇の和室の字窓の格子は小さめでしたが、道路から見て正面の屋根の一番上の、棟木の下の台形の窓に、一番大きな格子が付きました。 杉でできた格子は西に向いている窓からの西日除けにもなります。 同時に、ルーバーガ…
この記事を読む外壁の左官工事を始める前に、外部の窓格子や枠を取りつけます。 調布に家の玄関戸は木製の引き違い戸で、窓は木製サッシに合わせた木も格子雨戸を付けます。 それらの木製建具(もくせいたてぐ)を建具屋さんが付けて、動かす為の敷居(しきい)や鴨居(かもい)という木の枠を付ける必要があります。 …
この記事を読む太陽光発電の国の補助金申請審査が無事に通過し、補助金交付が決定しました。 現在のところ、国の補助金は4.8万円/kwです。 そして、調布市の補助金も交付決定しました。 40名の枠の補助金は申し込みが多いと抽選になりますが、かろうじて枠が残っていたため、抽選にならずに交付決定しました…
この記事を読む内部の仕事も徐々に進んでいきます。 電気や給排水設備工事が大工工事の進捗に応じて歩調を合わせるように進みます。 勝手に設備工事だけを進めたり、逆に大工工事に遅れをとったりしないように、大工工事を軸に工程を計画します。 設備工事の中でも浴室の工事はポイントになります。 在来工法…
この記事を読む二階の床の桜フローリング張りがいよいよ最後の詰めです。 何も無い部屋の真ん中を張り込んでいくのは比較的速くできます。 あらかじめフローリングの色と柄を見て、なるべくそろうように選択した後、下地の根太いあわせて長さを決めて置いておき、順次張っていきます。 しかし、柱のとこ…
この記事を読む大工工事が進んでいく中で、外壁や外部に見えてくる木材の色決めを行いました。 設計中にすべての色を決めることはありません。 どんなイメージの色が良いかは、使用する材料でも決まってきます。 自然素材の多くは色見本ほどにバリエーションがありませんので、設計中に大まかな色のイメージは決まり…
この記事を読む二階の床の防音工事の後は仕上げの桜のフローリングを張ります。 床下のコンセントやスイッチ、テレビやインターネットなどの電気配線も終わり、準備完了です。 構造用の根太(ねだ)の上に、フローリング用の一回り小さめの小根太(こねだ)を留めて、その上から張っていきます。 桜のフローリングは…
この記事を読む本物の、良い木の家を作る大工は道具を大切に使います。 今では電動ドライバーだけで組み立て大工工事ができる時代になりましたが、木の家を手造りする大工の基本は刃物の砥石(といし)です。 大工道具のといえば金槌(かなづち)ーゲンノウとも言いますがーの他に、鉋(かんな)と鑿(のみ)の三つが代表的…
この記事を読む二階の床張りと並行して、一階では杉の厚板を張っています。 床の断熱材を施工してから、厚さ3センチの無垢の杉板=あぜくら床板を張っていきます。 あらかじめサッシの下端を厚さ3センチの床板に合わせて取りつけていますので、そのサッシとの取り合いは問題ありません。 …
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