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6)木の割れ

6)木の割れ

インテリアに木組みが見える木の家の場合に、柱と柱の間に掛け渡された梁の「割れ」を心配される方がいます。   水平に天井を張れば隠れてしまう梁が現されていますと、その梁が割れていると構造的に大丈夫なのかといった不安があるのは当然かもしれません。   丸太の梁や大きな、太い梁にな…

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木の家づくりネットワーク お知らせ

5)防火制限と木の活用

木の家は柱や梁などの木組みが浴室以外のインテリアにみえる真壁工法とインテリアへの活用をお薦めしています。   真壁工法の木の家は、柱一本でビール瓶一本分の水を吸放湿すると言われていますので、壁や床、天井を呼吸する自然素材で仕上げることと併せて、生活実感としての快適性を向上させてくれます。…

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木の家づくりネットワーク お知らせ

6)水道配管材料

先日の週刊誌の記事で、都内の築35年の住宅の水道水の赤い濁りの成分の中に、水道管内に塗られたエポキシ樹脂塗料成分のMDA(メチレンジアニリン)が検出されたと報じられていました。   MDAは発がん性物質である可能性が高いと国際がん研究機関が分類しており、現在では仕様が認められていません。…

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2)地盤調査、防草シート、現地調査

2)地盤調査、防草シート、現地調査

地盤調査   基本計画のご提案を行う前に、地盤調査を行うこととしました。   敷地の周辺地形や歴史的遺構などから、地盤に一抹の不安がありました。 海や川に近かったり、掘割などの歴史的遺構があると、地盤が不安定なことがあり、それによっては全体の予算計画に影響があるからです…

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木の家づくりネットワーク お知らせ

4)木を見せることが基本

無垢の木を柱や梁などの構造材に使い、室内に見えるように造る木の家の工法を「真壁工法」と呼びます。   昔は真壁工法が当たり前で、それしかなかったわけですが、関東大震災以降に急速に柱や梁が見えない「大壁工法」が増えて、現在ではほとんどの木の家は大壁工法になりました。   その理…

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木の家づくりネットワーク お知らせ

4)腐れ・シロアリに強い木の家ーその2

4)地面から1メートル以内の外壁下地木材等の防腐防蟻処理   土台と一体となって、地盤面から1メートルの外壁部分に使われる柱より一回り小さな間柱(まばしら)と呼ばれる小さな柱のような下地木材はスギ、ヒノキとします。   外壁にノンホルム構造用合板合板を使う場合は、間柱と同様に…

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3)腐れ、シロアリに強い木の家ーその1

3)腐れ、シロアリに強い木の家ーその1

生物多様性の観点から見れば多くの種類が世界各地に生息するシロアリも、腐った樹木や弱った樹を食物として分解し自然の循環の一役を担っています。   シロアリや腐朽菌(ふきゅうきん)がいなくなると、地球は植物の堆積物で一杯になってしまうかも知れません。   ただし、木の家にとっては…

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5)ウッドデッキ

5)ウッドデッキ

ウッドデッキという柔らかい言葉の響きは、木の家に造りたいアイテムとしてイメージされます。   アフリカ、インドネシアの木材を使わなくとも、国産の杉、ヒノキなどで造ることが出来ますが、一方で、基本的には屋外に設置されますのでいくつか注意することがあります。   &nb…

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2)地盤改良

2)地盤改良

地盤調査によって地盤の強さ=地耐力が小さいことがわかった場合は、設計上での検討を行います。   地盤の地表部分の約1メートル前後までが弱く、それより深い部分が問題ない場合は「表層地盤改良」という方法で地盤を安定化させます。   表層部の地盤をバックホウという重機を使って掘り起…

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木の家づくりネットワーク お知らせ

1)地盤

災害は忘れた頃にやってくるといわれますが、地球全土での異常気象、日本の集中豪雨により被害など、今や災害も日常的なものになってしまった感があります。   一方で、日本は関東大震災以降、阪神淡路大震災、中越地震など地震多発国です。   近年の耐震偽装の問題から、耐震性については、…

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