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木の家づくりネットワーク お知らせ

(16)雪で雨漏りに注意

このところの雪で、東京では右往左往といったところですが、雪国の人に言わせるとまだ甘いようですが。さて、屋根に積もった雪で雨漏りが発生することもあります。積もった雪が溶け出し、その水が樋で受け切れなくなって廻りこむ場合があります。特に、デザイン的にシンプルモダンのイメージをつくるために、南側に流れるよ…

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15)悲惨なバルコニー防水

バルコニーからの水漏れで木造住宅が腐りました。木の家づくりネットワークのフィールドワーカーの大工の河村さんが、全く別の関係の仕事として対応した補修工事において考えられない雨漏りがありました。バルコニーの床の防水が全く立ち上がっておらずに、そこから長い間にわったって漏水して、それによりバルコニーの木組…

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14)清水寺の柱が腐りました

シロアリの被害は地球温暖化の進展とともに被害が増えていくことが予想されています。清水の舞台でご存じの京都の清水寺を支える柱の根元がシロアリや腐朽菌により腐食していることが分かりました。380年近くの間本堂と舞台を支え続けてきた直径60センチ以上のケヤキの柱78本のうち12本がシロアリや湿気の被害で腐…

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13)地震に強く、長持ちする瓦屋根

設計当初に屋根は何がよいですかというご質問を時々いただきます。赤い粘土を焼いて炭素でいぶした「いぶし銀黒和瓦 」がメンテナンス上宜しいのではとお返事しますが、最近のガルバニウム鋼板も耐久性が高いことをお話して、デザインとの関係で決めていく場合がほとんどです。瓦といえば都市の中では少なくなってきました…

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12)割れにくい外壁左官メッシュ

外壁の左官下地のモルタルを割れにくくするために、ラス網の山が大きくて、ラス網の強度に高いものにすることを前回にご提案しました。今回はさらにその上に樹脂製のメッシュシートを伏せこむことをご提案します。鉄筋コンクリートのようにラス網とモルタルが一体化して、下地にステンレスのタッカ―で固定されますが、モル…

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11)割れのない外壁左官用ラス網

木の家の外装では左官仕上げが良く似合います。水を加えて練るというつくり方がいかにも素朴で、既成のサイディングなどの均一な仕上げに比べて、光と影による陰影が様々な、しっとりした表情を見せてくれます。これは洋の東西を問わずに人間の住処に共通する遺伝子のような仕上げ材です。ただ、高度成長期の粗製乱造の住宅…

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10)窓周りの防水

雨漏りの発生する箇所の中でも窓周りの防水は重要な管理ポイントです。窓サッシの枠が外壁から3~4センチほど飛び出しているため、風向きによっては風圧が強くなり、思わぬ量の水が浸入することがあります。窓サッシの雨水の浸入を防ぐには、「サッシと外壁の防水」と「サッシと外壁の防水シートの防水」の二つの考え方を…

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9)防水通気シート

前回は通気工法の必要性をご説明いたしましたが、外張り断熱や充填断熱などの工法如何に関わらずに、また、断熱材が繊維系(布団の綿のような)やプラスチック系(比較的硬く、板状)如何に関わらずに、概ねどのような工法においても必要になります。住宅の作り方は精密な機械に比べたらまだまだラフな造りで、ローテクな技…

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8)通気工法の必要性

木の家の耐久性にとって、水や湿気からどのように木材を守るか=その方法が重要ですが、その為の建築工法として最近は通気工法が標準的になってきました。通気は外壁と屋根に必要ですが、なぜ必要になるかです。昔は必要ありませんでした。家の中では重ね着して寒さをしのぎ、薪を燃やし煙で家全体を燻すように暖をとってい…

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7)水切り防水

木の家を水から守るポイントのもう一つは屋根の水切り防水です。単純な総二階建ての屋根の場合は壁との交差部分はありませんが、一部二階建てで一階の屋根がある場合などは、一階の屋根と二階の外壁が交差する部分が生じます。そこでは屋根から外壁に仕上げ材料や建築部分の形が変わることになりますので、雨からどのように…

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